英国ロード・メイヤー一行と知事との意見交換
2019年2月14日(木曜日)、シティ・オブ・ロンドン第691代ロード・メイヤー ピーター・エストリン氏が来庁し、都庁で知事と面会しました。
知事は、「昨年10月にロンドン訪問の際に、国際金融都市東京の魅力をPRする金融プロモーション活動を行うことができた。シティ・オブ・ロンドンとの協力の一環として、都の職員を派遣して学ぶ機会を与えていただくことになり、その準備をしているところ。引き続き協力をお願いする」と述べました。
エストリン氏は、「このようなことをやるのは初めてで、パイオニア的な活動になるが、東京とパイオニアになる活動ができて大変嬉しい」と応じました。
会談に続き、知事とエストリン ロード・メイヤー、英国の金融業界団体、日本の金融庁、金融業界団体などと、国際金融都市東京の実現に向けた資産運用および活性化について、意見交換が行われました。
冒頭知事は、「国際金融都市東京の実現に当たり、資産運用業は大変大きな役割を果たす。どうやって都民の富を動かし、プラスに転じさせていくのか。ロンドンと東京が連携することにより、可能性や選択肢が広がっていくことを期待している」とあいさつ。また、東京都の資産運用業に焦点を当てたさまざまな施策を挙げた上で、「資産運用業の活性化に向けて、シティ・オブ・ロンドンの経験、グローバルな視点などを東京はしっかり学び、共有していきたい」と述べました。
エストリン氏は、「2都市間のコラボレーションを進めることを楽しみにしている。国際金融都市になるという東京都の野心をサポートしたい」、「ロンドンでは、さまざまな金融サービスを急速に進めてきた。成功したこと、同時に失敗からも学んできた。その経験を皆さんと共有できればと思う」と話しました。
記事ID:000-001-20231008-000441